歯周病・歯周内科

歯周病治療-アットホーム彦根歯科

「薬で治す」歯周病治療はご存知ですか?

通常の歯周病(歯槽膿漏)治療は、主に歯磨きの指導とバイオフィルム(歯石や歯垢)を除去、そして重度の歯周病には外科的処置を行うというのがほとんどの歯科医院で行われている基本的な歯周病治療です。

外科的処置とは、歯茎に残った歯周病の細菌を手術で切って取る方法なんです。
これでは痛いばっかりで満足した治療は受けられません

しかもこの治療法では、6ヶ月程するとまた歯肉が晴れてきて同じような歯周病に戻るのです。そして最終的に歯を失ってしまう方が少なからずおられます。
歯周病・細菌検査 - アットホーム彦根歯科
院長右近-アットホーム彦根歯科医院
これはとても残念な例ですが、このようなことが起きてしまうのは、歯周病(歯槽膿漏)が感染症であるにもかかわらず、原因菌(歯周病菌・カビ)への直接的な対策を行ってこなかったことが大きな要因です。つまり、歯石・歯垢などの汚れを取っても歯周病菌そのものを「除菌」しなければ、またすぐ菌が増えて症状が再発します。だからきちんと歯周病(歯槽膿漏)治療をしているはずなのに、良くならないのです。

歯周病は歯周病原因菌(主にカビ)によって引き起こされることがおおくて、それを位相差顕微鏡によって調べます。

このような薬で治す治療法を「歯周内科治療」といいます。この治療法では、「歯周病の原因となっている菌を特殊な顕微鏡で特定し、その菌を薬を使ってピンポイントで殺菌する」という治療を行います。

薬で治す「歯周内科治療」の特徴

POINT1治療期間が短い

治療期間が短いのが特徴です。
1週間で約90%の方が完治しています。
どのような治療を行うのかは、次節でご説明します。

POINT2「重度」歯周病の方でも治療可能

今までの歯周病治療では、重度の方は歯を抜かなければならない事が多くありました。
しかし、この治療法を行う事で、歯を抜歯する可能性が低くなっています。

POINT3痛くない

この治療法では外科手術は行いませんので、痛みを伴うことはありません。

どのような治療を行うの?

STEP1位相差顕微鏡による菌の確認

位相差顕微鏡と呼ばれる特殊な顕微鏡を使い、現在の菌の状態(種類、数、活動性)を確認することで、今はどういう状態なのか、これからどういう状態になっていくのかが分かります。この結果から治療方針を決定します。

黒いヒモが、位相差顕微鏡から観察されたカビ菌です!

歯周病-アットホーム彦根歯科医院

STEP2治療法の選択

位相差顕微鏡から観察された結果をもとに、次のような対策を立てます。

カビ・細菌の数が異常に多い 抗菌薬内服、抗真菌薬(又はカビに効く歯磨き剤)で歯磨き
カビは多いが細菌の数は少ない 抗真菌薬(又はカビに効く歯磨き剤)で歯磨き
カビ・細菌ともに少ない 感染予防のためのメインテナンスと定期検診

※「抗菌薬」の服用は1日1回で、3日間続けて頂きます。
※「歯磨き剤」は真菌(カビ)を除去するもので、天然成分で構成された安全なものです。

副作用の心配はありません。

原因菌の1つである「カビ」は自然界に普通に存在していて空気中を漂っています。
よって、お口の中に入ってくるカビをゼロにすることはできません。しかし、その数を減らすことはできます。歯磨きをするときにカビを減らすための抗真菌薬または歯磨き剤を使います。

残っている悪質な歯肉内の原因菌は、抗菌剤を服用して治療します。
原因菌に特に効きやすい抗菌剤を飲むことで、お口の中の菌を減らすことができます。

STEP3歯周病基礎治療

当院では、歯周内科に力を入れるために、口腔内のメンテナンスを徹底しております。
そのために多くの歯科衛生士がメンテナンスにあたっています。
歯垢や歯石を取り除いて清潔にし、細菌の生息しにくい環境に整えます。

STEP4治療後のメインテナンス・定期検診

薬の服用から1週間後、歯周病菌の減少具合を位相差顕微鏡で確認します。
この段階で歯周病菌の減少が確認できた場合は治療終了になります

歯周病

治療後の注意点

アットホーム彦根歯科歯周内科治療を行うことで90%近くの方が改善します。
しかし、それで安心してはいけません。

原因菌の1つである「カビ」は口腔内常在菌といって、お口の中に必ず住み着いている菌です。たとえ徹底的除去しても、この菌は普通に空気中に漂っていますので、食べ物や手の指などから再びお口に戻ってきます。全滅させることは不可能なのです。

もう1つの原因菌の「歯周病菌」も同様です。
本来、人は生まれたときには、お口の中に歯周病菌は存在しません。
回し飲みや回し食い、箸の使いまわし、キスなどが感染ルートととして人から人へ感染します。

歯周病だけでなく、虫歯も同じで、唾液(だえき)を介して感染することがあります。家族に中に歯周病菌を持っている方がいらっしゃると、親子で感染する可能性が出てくるのです。

つまり、歯周病菌をたとえ「ゼロ」にしたとしても、感染症であるため、日ごろの徹底したブラッシングだけでは予防は出来ません。
ですから毎日の歯磨きは当然として、歯科医院における定期検査(菌の確認)とプロフェッショナルクリーニングが大切となります。